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古い茶道具の魅力
物にも寿命があるといいます。
茶道具にも若々しいエネルギーに溢れた物もあれば、熟成された渋い魅力のものまで様々あるように思います。
人間がそうであるように、時を重ねることに年輪の厚みのような、豊かな魅力が茶道具にも現れます。その作品が生まれてからどのような運命を経て、今ここにあるのか、考えるとワクワクしますね。
写真は江戸時代中期に造られた対州御本茶碗です。
箱も古く昭和の茶人佐々木三味氏の箱書があります。銘は「鳴門」
高台の渦を鳴門に見立てたのでしょう。
大切に伝えられてきたものは、その物語もふくめて味わいがあり、素敵です。
後世に大切に伝えていければいいですね。
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