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山形の茶釜をお買取|茶道具買取|山形茶道具買取|香月苑


夏もあとわずかですが、今年は台風多いですね。

台風は平安時代は「野分」と呼ばれていました。平安時代の方も台風は怖かったでしょうね〜。

さて、今回は地元の伝統工芸品をお買取しました。

山形は鋳物の産地です。山形市内を流れる馬見ヶ崎川の川砂が鋳物に適した砂だったところに目をつけ、最上義光公が鋳物を作らせたことから始まります。

茶釜の製作は戦後から盛んになりました。

今回お買取させていただいた釜は、そんな茶釜製作の初期に造られた、13代菊地正直(熊治)による姥口筒釜です。

13代菊地正直(熊治)は人間国宝の長野垤志と共に和銑による茶釜の作成を復活させた作家です。

今回のお買い取りの作品も釜肌も素晴らしく、材料の良さと技術の高さを感じます。

山形が誇るべき工芸品ですね。地元ならではのお買取品でした。











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