朝日焼 松林豊斎 作 鹿背(かせ) 茶碗 


京都宇治に桃山時代より続く朝日焼の陶芸家、

15代松林豊斎の作品です。

鹿背(かせ)と呼ばれる窯変によって赤く発色の斑点が見事にでています。

朝日焼は古くは桃山時代から茶器を製造し、江戸時代には、当時随一の茶人、小堀遠州の指導を受け、遠州七窯の一つといわれています。


本作品も、形、景色など、見所があり、鹿の背の斑点に似たことから鹿背かせと呼ばれる斑点がとても美しいです。鹿は古くは和歌にも、紅葉と一緒に読まれ、奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声きくときそ秋はかなしき、など秋の景色の一つとして表現されます。

本作品もきっとその発色から錦のように赤く染まった紅葉を連想するかたも少なくないのではないでしょうか。




朝日印と、豊斎の印。

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