「本間舜華 作 菊華蒔絵 大棗 共箱 」をお買い取りさせていただきました!
更新日:2019年9月3日
梅雨の晴れ間で、今日は爽やかな1日です。
先日、山形県、酒田市出身の漆芸家で、漆芸界を代表する作家の本間舜華先生の作品をお買い取りさせていただきました!










素晴らしいデザイン性とセンスを感じる一品。
まさしく漆芸界を代表する作者の技量の高さを思わせます。
本間舜華は酒田市の出身。
以下日本美術年鑑より。
日展会員で漆工芸界の長老であった本間蕣華は、10月12日午後4時4分、老衰のため東京都練馬区の自宅で死去した。享年97。明治27(1894)年4月8日山形県酒田市に生まれる。本名健蔵。同33年酒田尋常高等小学校に入学し、同41年同校高等科を卒業。同年鶴岡市在住の田村青畝に入門。大正4年に同門を修了し、翌5年より東京美術学校教授辻村松華に師事する。同10年第8回農商務省展に「菊文様蒔絵文台」を出品。同14年パリ万国装飾美術大博覧会に出品し銀賞受賞。翌15年フィラデルフィア大博覧会では一等賞を受ける。昭和2年頃より数年間、川崎小虎に絵画を学ぶ。同9年第15回帝展に「桧の木文庫」で初入選。同11年文展鑑査展では「柿文庫」で再び官展入選をはたし、同33年まで出品を続ける。同12年第1回新文展に「漆器硯筥」を出品して同会文部大臣賞、同14年第3回文展では「夕顔蒔絵手筥」で特選を受賞する。同28年より10年ほどの間文部省文化財保護委員会の依嘱を受け、国宝指定漆芸品の修理を行なった。同29年からの日本伝統工芸展に第1回展から出品を続け審査員もつとめた。同33年新日展会員となったが、直後に退会。同35年日展会員に復帰し、日本工芸会を退会した。同58年、郷里の山形県酒田市の本間美術館で本間蕣華漆芸展を開く。また、54年には随筆集「思い出すまま」をみちのく豆本の会から出版した。
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